- 【弱者の戦い方10ヵ条】弱者の戦い方10ヵ条をまとめてみました
- 弱者の戦い方10ヵ条①「資本力のある所と競合しない」
- 弱者の戦い方10ヵ条②「資本力のある所とは別の強みを持つ」
- 弱者の戦い方10ヵ条③「小回りを活かす」
- 弱者の戦い方10ヵ条④「稼げなくなってきたら即やめる」
- 弱者の戦い方10ヵ条⑤「地味な作業をコツコツやる」
- 弱者の戦い方10ヵ条⑥「細部にこだわる(大企業は大雑把だから)」
- 弱者の戦い方10ヵ条⑦「口コミを大事にする」
- 弱者の戦い方10ヵ条⑧「アフターフォローしっかり」
- 弱者の戦い方10ヵ条⑨「慢心しない」
- 弱者の戦い方10ヵ条⑩「人間味を出す」
- 弱者の戦い方10ヵ条①「【まとめ】弱者の戦い方10ヵ条」
【弱者の戦い方10ヵ条】弱者の戦い方10ヵ条をまとめてみました
不景気でものが売れない時代に拍車をかけるコロナ禍において、安心しているのは大手企業だけです。
しかし、具体的に大手企業のどんな商品やサービスが売れているか中々耳にすることはないと思います。
実は大手企業は中小零細企業のような弱者から搾取することで業績を伸ばしているのです。
大店法が撤廃され、大型店の出店規制が完全になくなったことをきっかけに、今までは出店することがなかった地域に新規の店舗を出店するようになりました。
そして地域の顧客を独占下してしまうので、地元の商店街が次々に店を閉めているというのが現状です。
さらに大手企業の下請け会社に対する搾取もひどいものです。
ある日突然「来月から現在の半値で納品するように」などの通達を受けることも少なくないご時世になってしまったのです。
それだけではありません。中小零細企業が長い時間をかけて開発してきた商品を模倣して、あたかも自社が開発した商品のように販売している大手の会社も増えています。
このように大手企業は小さい会社から搾取することしか考えていませんから、大手企業の言われるがままだと、あなたの会社はいずれなくなってしまうことになるかもしれません。
大手企業に比べて、中小零細企業のような小さい会社が売り上げを伸ばすのは、簡単ではありません。では、小さい会社は大手企業に勝つことができないのでしょうか?
そんなことはありません。中小零細企業が大企業に勝つことは十分に可能です。
ただし強者には強者の、弱者には弱者の戦い方があります。 弱者が強者の真似をしても勝てません。
今回は「弱者の戦い方10ヵ条」を紹介します。あなたの会社経営にとって、何かのヒントが見つかれば幸いです。
弱者の戦い方10ヵ条①「資本力のある所と競合しない」
現代は、資金や労働力を豊富に持つ上場しているような大資本の会社や、インターネット上で圧倒的な認知力と販売力をもっているAmazonのような会社が、国内のみならず世界でしのぎを削っている状況です。
中小零細企業がこの競争に真っ向から挑んでいっても勝ち目はありません。
資本力のある会社は、莫大なお金を投入して商品を大量生産し安価に提供できる仕組みを持ち、宣伝に費用をかけ、豊富な労働力でシェアや販路を拡大できます。
このように大企業と中小零細企業とでは資金力に大きな違いがあります。同じような商品やサービスで戦えば、大企業が絶対的に有利なのです。
弱者の戦い方10ヵ条②「資本力のある所とは別の強みを持つ」
上記のように、中小零細企業はそもそも大企業と同じ土俵では戦わない、強い企業のいる市場では戦わないことが正解なのです。
中小零細企業は大企業が力を入れていない分野に力を注ぎ、大企業との競争を避けなければなりません。そして、そこの分野でシェアNo.1になること。これこそが中小零細企業が大企業に勝てる方法なのです。
しかし、それでも同じ市場で戦わざるを得ない場合に「弱者」はどう戦えばよいのか?
まず、値段で差別化しては絶対にやってはいけません。価格は大手の方が強いため、価格競争に持ち込まれた瞬間、一瞬で負けてしまいます。
中小企業が大手企業と戦うには、市場全体にではなく、棲み分けした特定のエリアに人・モノ・カネを集中投下することです。
つまり市場全体に価値を提供するのではなく、「特定のユーザー」に的を絞って、そのユーザーの価値を満たして、自社を選んでもらえるように「特化」すれば良いんです。
市場No.1ではなく、特定のユーザー層のNo.1を目指すということです。
このようにして特定ユーザーを獲得していき、シェアが40%を超えると、信用力が一気に高くなり、並行して市場全体からのニーズが高まってくるのです。
弱者の戦い方10ヵ条③「小回りを活かす」
現代のニーズが多様化・複雑化した世の中においては、中小零細企業は有利に立ち回れます。というのも、中小零細企業は大企業よりも小回りがきくためです。
会社組織そのものがコンパクトですから、迅速な意思決定が可能で、すぐに実行に移すことができます。
つまり、いろんなアイデアを取り入れて、どんどんチャレンジすることができます。そのためニッチな欲望によりうまく対応できるのです。
ところが組織が大きいと、こうはいきません。顧客から要望があったとしても、まず上長や幹部、上の者にお伺いを立てて承認をもらわなくてはなりません。
同じ目標に向けて、多くの社員の心を一つにすることも困難です。ライバルや馬の合わない人がいると、妬みから足を引っ張る者も出てくるかもしれません。
組織が大きくなればなるほど、フットワークは鈍くなっていくものなのです。
中小零細企業の社長が強いリーダーシップを持っていれば、少ない人数でも固いチームワークが生まれ、大きな組織に負けないパワーを発揮することができるはずです。
弱者の戦い方10ヵ条④「稼げなくなってきたら即やめる」
現代は商品、サービスで「差別化」が難しくなってきた時代です。
仮に自社で生み出した商品やサービスがヒットしたとしても、大手企業が参入してくれば、ユーザーは奪われ稼ぐのは難しくなってくるでしょう。
中小零細企業は稼げなくなってきたら、その商品やサービスの取り扱いをすぐにやめるべきです。
大手企業が参入してきたら、結局は薄利多売の勝負になるので、労力がかかるだけです。維持費もバカになりません。
それよりも、まだ大企業が参入していない分野で、新しいアイデアをどんどん生み出して、それをスピーディーに実践していくことを注力しましょう。
どんどん新しい市場を生み出していくことが、中小零細企業が大企業に勝つ鍵です。
弱者の戦い方10ヵ条⑤「地味な作業をコツコツやる」
企業に限らず、仕事上で地味な作業ができる人は後々重宝されることが多いでしょう。
多くの人は派手で評価されやすい仕事を好む傾向がどうしてもありますからね。
しかし最終的に結果を出し、評価も得られやすいのは、地味な作業ができる人です。なぜなら、人がやりたがらない仕事を積み重ねていけるという事実は信頼に値するからです。
これはもちろん会社でも同じです。例えばブログを毎日更新するのは、とても地味で骨が折れる作業です。
そこに労力をかけない企業は多いです。逆に考えると、続けていればライバルを出し抜ける可能性が高いということですね。
仮にライバルが真似してブログを始めたとしても、長年継続して信頼を獲得した企業には敵いません。
ライバルと差をつけるには、ライバルがやりたがらないところに力を入れましょう。
弱者の戦い方10ヵ条⑥「細部にこだわる(大企業は大雑把だから)」
中小零細企業ならではのメリットとして、きめ細やかな対応ができる点が挙げられます。これは従業員一人で決定できる範囲が広いためです。
大企業の場合は、従業員の決定権が狭い範囲でしかないので、承認を得るために迅速かつ丁寧なフォローが難しくなります。言い方は悪いですが大雑把な印象を与えてしまいます。
細かいところまで対応して、顧客を満足させられるのは大企業よりも中小零細企業の方が有利と言えるでしょう。
弱者の戦い方10ヵ条⑦「口コミを大事にする」
ある調査結果によると、約7割もの人がネット上の口コミを「信用している」と回答しています。つまり口コミは人々は重要な情報源ということです。
ネットの口コミが出現する前は、テレビCMなどに莫大な広告費をかけられる大企業のほうが圧倒的に有利でした。
しかし現代の世の中ならば、良い商品・サービスを提供していれば利用したお客様が口コミを通じてリアルな評価をしてくれるようになりました。これは大きな宣伝効果を生み出します。
もちろん、いい加減な仕事をしていれば、ネガティブな口コミが投稿され、事業に大きな影響を与えてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
弱者の戦い方10ヵ条⑧「アフターフォローしっかり」
お客様に商品を購入していただいた後は、活用方法を案内したり、細かな疑問に応えたりという「アフターフォロー」が重要です。
アフターフォローも競合との差別化に繋がります。アフターフォローに力をいれることによって、顧客に自社の商品やサービスを「また使おう」と思わせることができ、リピート顧客を作ることができるのです。
弱者の戦い方10ヵ条⑨「慢心しない」
「慢心」とは「おごり高ぶること」を意味します。
過度な自信から他人をあなどったり、何でもうまくできると油断している状態を表現します。
事業が安定してきたからと言って、チャレンジすることをやまてしまったら、衰退しか道はありません。
世界で一流と呼ばれているトップの人に共通して言えることは、自分の限界を決めず常に成長できるよう常に新たな目標や課題にチャレンジしています。
自分の限界を決めてしまうことは慢心していることになります。大きな目標を掲げ、それに向けて挑戦することで成長しなければいけません。
弱者の戦い方10ヵ条⑩「人間味を出す」
資金面でも人員でも大企業に大幅に劣る中小零細企業が、商品開発や新サービスを打ち出し、新規を開拓していくとは厳しいものがある。
そこで、いきなり他社との差別化を図ったり、ブルーオーシャンを開拓するのではなく、従業員の人間性。顧客にアプローチしてみてはどうでしょうか。
個人で経営している飲食店が大手飲食チェーンよりも割高にもかかわらず、そして凝った料理がないにもかかわらず、大手飲食チェーンに競り勝って生き残っているのは、店の主人の魅力で客を惹きつけているケースが多いものです。
客側もただ食べるだけでなく、従業員と会話をして、人間味を感じれる会社には惹きつけられるものです。
中小零細企業は従業員の人間性で顧客を引きつけていきましょう。
例えば具体的にいえば、従業員の趣味や商品の感想などをツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ユーチューブ、アメーバブログなど、SNSで伝えるのです。従業員に興味を持った方が、自社の商品やサービスにも興味を持ってくれるかもしれませんよ。
弱者の戦い方10ヵ条①「【まとめ】弱者の戦い方10ヵ条」
弱者の戦い方10ヵ条を紹介しました。
資本力のある所と競合しない
資本力のある所とは別の強みを持つ
小回りを活かす
稼げなくなってきたら即やめる
地味な作業をコツコツやる
細部にこだわる(大企業は大雑把だから)
口コミを大事にする
アフターフォローしっかり
慢心しない
人間味を出す
弱者が強者に勝てる方法はたくさんあります。
是非大手企業に媚びるのではなく、戦い、勝利を挙げ、会社を繁栄させていきましょう。
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