【南新宿ラーメン ヤスオ】二郎インスパイア?南新宿ラーメンの名店ヤスオの個性はハンパなかった!!
先日午後いっぱい代々木は参宮橋で用事があったので、ラーメン屋を探しました。
複数のグルメサイトで高評価を得ている店にヒットしました。「ラーメン ヤスオ」。隠れ家的店舗。二郎インスパイアというキーワードがそそります。
二郎インスパイアとは?
ここでラーメン二郎についておさらいしましょう。東京都港区三田に本店を構える超有名店です。「小ラーメン」にして普通のラーメン屋の特盛級の迫力。
クセになる濃厚スープ。山と積まれたキャベツもやし、ニンニクは「増し」「増し増し」が無料。そして提供前に好みをコールする独特の流儀。「ガッツリ系」の元祖とも言えるラーメン屋です。
暖簾分けした店舗は関東圏に30店舗以上あり、北海道、新潟、京都にも広がっています。このラーメンにハマる人は数知れず、特に熱狂度の高いファンはラーメンファンの俗称でジロリアンという呼称が定着していますね。
その特徴が故に「二郎」と店名に無くても「亜流」「インスパイア」と評価される店は多数存在し、ガッツリ系ラーメンの大きな勢力を構成しています。もはや「二郎」を超えて「ガッツリ系」と括られる中、独自性を出して高評価を得るのは結構に難しい情勢です。
【南新宿ヤスオ】は大都会新宿の片隅にひっそりと
「新宿」というと高層ビル立ち並ぶ巨大都市。歌舞伎町に代表される有数の繁華街というイメージがありますよね。
でも小田急線「南新宿」駅は喧騒とは無縁の、ひっそりとした駅なんです。そして、スマホのMAPを見ても「ヤスオ」を見つけるのは結構むつかしいです。
「ラーメンやすお」まず第一歩は改札を出て右に向かいます。
まず南新宿の駅をでて右に向かいます。すると目印らしきものもない線路下ガードが右手に見えるので潜ります。
右に曲がって数メートル歩くと、右手に唐突に店が現れます。地味な土地柄のせいでしょうか、妙に周囲に溶け込んでいて通り過ぎてしまいました。
ちょっとアウトローなムードが漂います。南新宿ラーメンヤスオ
手製感のある暖簾、光るバイク。ちょっとアウトローなムードが漂います。南新宿ヤスオ、楽しみですね。
南新宿ヤスオはカウンターのみの小さな店舗だった
12時前に到着。行列はありません。とりあえず薄暗い店内にはいると、L字型のカウンターは、満席のような、そうでないような。
頑張って最深部まで進入して、やっぱり満席。店主が一人で仕切ってます。これは、仕方ない。外に出て、待ちます。すぐに後ろに一人、二人と並びます。さすが秘められた人気店。
【南新宿ヤスオ】自慢のメニューは「ラうどん」。悩む
待つこと10分。入店。食券機の前で考察。このお店のウリは、「ラうどん」ラーメンとうどんを合体させたような新食感らしいです。
グルメサイトには自家製麺との評もあります。しかし・・・・悩みに悩んで、「ヤスじろう」をチョイス。やはり、二郎インスパイアの引力には勝てません。
1000円札入れてボタンを押すと、丸くてプラスチック製の札が出てきました。そう、ラーメン二郎のシステムがここにも受け継がれていました。
【南新宿ヤスオ】麺200グラムをコールする
「ヤスオ」ならではのルールがあります。食券を置くと、麺の量を店主に伝えます。黙っていると200gのようですが、300もアリ。
ただし、ラうどん300は手強いらしく、コールすると「二郎行ったことありますか?」と店主の確認が入るそうです。「二郎ラーメン」の「小」以上の迫力を覚悟しなければならないということでしょうか?私は警戒して、「ヤスじろう」200gで。
【南新宿ヤスオ】南新宿ヤスオの店内は木目調。落ち着ききます
待つ間、店内を見回します。木目調の一軒家。FMラジオが流れる店内は8名がキャパ。
静かに時が流れます。2人3人とグループの客もいて会話も聞こえるのですが、とても穏やかに不思議な時間が流れます。
基本的に店主一人のオペレーションなのでしょう。水のセルフは良くあるのですが、烏龍茶やビールも、多分セルフと思われます。客席の真後ろに冷蔵庫が。
南新宿ヤスオの無料トッピングは、麺の種類で選べる!
テーブルをよく見ると、無料のトッピングが「温かい麺」「汁なし麺」「つけ麺」で異なります。
「ヤスじろう」や「ラうどん」はニンニク、しょうががサービスのようですね。うずらのトッピングとは、珍しいですね。
南新宿ヤスオのラーメンにやっとご対面!
数分の後、店主がカウンター正面まで出てきて手を伸ばし、「トッピングは?」と問いかけます。今回は会議が控えていたので「ショウガで!」にんにくは回避です。
マウンテン状態のモヤシ。まさに私が求めていた二郎系ガッツリラーメンです。
南新宿ヤスオのスープは魚介香る
スープは醤油豚骨で見た目はお馴染みですが、いわゆる二郎系の再現性強いヤバイ癖は感じなかったですね。
化学調味料とは一線を画して、何やら他の素材にこだわっているような気がします。魚介系でしょうか。脂身もそこそこ、チャーシューも薄いのが一枚なので、しつこい感じはしません。
南新宿ヤスオの麺は手作り感たっぷり
不揃いの麺はゴワゴワ。手製感たっぷりです。歯ごたえもありますが、硬いというよりはもちもちプリプリと独特の食感が楽しめます。
南新宿ヤスオの麺。太いのが一本!これがうどん?
やけにふとくてひらべったいものが入っていたので。チャーシューの脂身かと持ち上げてみたら、一際太い麺でした。
これが店主自慢の「うどん」でしょうか?「次はラうどんを食べてね」という店主の暗黙のメッセージを感じました。
南新宿ヤスオ完食。美味しい。
完食です。評判にたがわぬ旨さでした。チャーシューが標準の量で脂っこくないせいか、麺300gでも充分完食できると感じましたね。
どんぶりが気になります。300グラムの麺なら、もっと汁ダク、惜しげのない丼は準備されているのでしょうか?
【まとめ】南新宿ヤスオ、次はラうどんで!
テーブルにはブラックペッパー。麺多めにして、ゆっくり食って、途中からカリカリ胡椒かけて味変を楽しむのもアリですね。
以前はスズキヤスオという店名で上野毛で営業していたそうです。カウンターには分厚いノートがありました。ファンが感想を書き込んで、どんどん増えているようですね。ノートも増し増し。
ファンの声を大切にしつつ、ちょっとずつメニューに変化を加えながら前にすすんでいるスズキヤスオさん。また、行きたい店ですね。
南新宿 ラーメン ヤスオ
店舗名 | ラーメン ヤスオ (旧店舗名 スズキヤスオ) |
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住所 | 東京都渋谷区代々木2-29-3 1F |
TEL | 非公開 |
営業時間 | 11時30分~19時30分(平日) 11時30分~15時(土祝) |
定休日 | 日曜日 |
今回は南新宿 ラーメン ヤスオを特集しました
今回は南新宿 ラーメン ヤスオを特集しましたが、ラーメンの名店はたくさんあります。こちらもご覧下さい!
・「青葉」日本一のつけ麺
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