資産5,000万円になってわかった、投資1年目にやればよかったこと10選
資産5,000万円を達成するまでに学んだ数々の経験をもとに、投資初心者に向けて、1年目にやっておくべきことをまとめました。
資産運用を始めた当初、何をしたら良いのか、どう行動すべきか迷うことが多いかもしれません。
そこで、私が1年目に「これをやっておけばよかった」と思うことを10個、具体的に紹介します。
これらのアドバイスが、あなたの投資生活をよりスムーズに、そして効果的に進めるための手助けになるはずです。
① 名著「敗者のゲーム」を読む
まず最初におすすめしたいのが、チャールズ・エリス著の「敗者のゲーム」です。
この本は、投資の本質を理解するために非常に役立ちます。
私自身もこの本を読んだことで、市場の動きや投資家としての心構えをしっかりと持つことができました。
特に投資初心者には、この書籍が指南書となり、長期的な視点で投資を行う重要性を理解するきっかけになるでしょう。
「敗者のゲーム」の中で述べられているのは、短期的な利益を追い求めるのではなく、長期的な資産形成を目指すことが勝利の鍵であるという点です。
株式市場は一時的に上下するものの、長期的には上昇傾向にあることが多いのです。
したがって、感情に左右されず、冷静に市場と向き合うことが重要だと感じました。
② 暴落のとき見返す情報を決めておく
市場が暴落したとき、冷静さを保つことは投資家にとって難しい課題の一つです。
しかし、事前に信頼できる情報源を決めておくことで、無駄な不安や焦りを軽減できます。
私は、暴落時に必ず見返す情報やアナリストの意見をいくつか決めておくことをおすすめします。
例えば、信頼のおける経済ニュースサイトや、過去に実績を挙げた投資家の意見をフォローすることで、自分の判断を冷静に保てるようにしました。
また、過去の暴落時にどう対処したかを振り返ることで、次に同様の局面が訪れた際にパニックに陥ることなく対処できるようになります。
特に、長期投資を前提にしている場合、短期的な市場の動きに惑わされることなく、冷静な判断が求められます。
③ 税金を勉強する
投資を始めるにあたり、税金の知識は避けて通れません。
利益が出た際、どれくらいの税金がかかるのか、どのような控除を利用できるのかを知っておくことは非常に重要です。
特に、日本では株式や投資信託で得た利益に対して「譲渡益課税」として20.315%の税金がかかります。
しかし、これを軽減するための仕組みとしてNISA(少額投資非課税制度)があり、活用すれば利益に対して税金がかからない範囲で投資を行うことができます。
また、確定申告を通じて、損失が出た場合でも「損益通算」を行い、税金を軽減することが可能です。
私はこの税金に関する知識を早めに学んでおけば、もっと効率よく資産を増やせたのではないかと感じています。
④ 先取り貯金する
資産運用をする上で、最も基本的かつ重要なのが「先取り貯金」です。
収入が入ったら、まず一定額を貯金または投資に回し、残ったお金で生活をする習慣を身につけることが大切です。
私はこれを徹底することで、無理なく投資資金を確保し、着実に資産を増やすことができました。
具体的には、給与が振り込まれる口座から自動的に貯金や投資用口座へ資金を振り分ける設定を行うことで、毎月の貯金を確実に行うことができます。
例えば、定期預金や投資信託の自動積立を設定することにより、先に貯金が確保され、残りの資金で生活費を賄う仕組みを作り上げました。
⑤ SBI証券で新NISA口座を開設する
投資を始める際に最も重要なのが、NISA口座を活用することです。
特にSBI証券は、手数料が安く、取り扱い商品の幅も広いため、初心者にも使いやすい証券会社です。
新NISA制度では、年間の非課税投資枠が増え、より大きな額を税金なしで運用することが可能になります。
私は1年目にNISA口座を開設しなかったことを後悔しています。
NISA口座を早めに開設し、少額からでもコツコツ投資を始めていれば、もっと早く資産を増やすことができたでしょう。
また、SBI証券の強みは、取引手数料が他社に比べて低いことや、情報量が豊富な点です。
これにより、投資の判断材料を得やすく、効率的な運用ができるのです。
⑥ クレカ積み立て設定する
クレジットカードでの積立設定は、効率的に投資を行うための強力なツールです。
SBI証券では、クレジットカードを使った積立投資が可能で、積立金額に応じてポイントが貯まる仕組みもあります。
このポイントを再投資に回すことで、さらに資産を増やすことが可能です。
私は、クレジットカードの積立設定をすることで、毎月自動的に投資が行われ、さらにポイントも貯まるという二重のメリットを得ることができました。
特に、クレジットカードを普段から使っている方にとっては、資産運用と日常の買い物を一緒に管理できるため、非常に便利な手段です。
⑦ 住信SBIネット銀行の口座を開設する
投資をする上で、手数料の節約も資産を増やすためには重要なポイントです。
SBI証券と連携している住信SBIネット銀行を使うことで、証券口座への資金移動が無料で行え、さらに利便性が高まります。
私自身、住信SBIネット銀行の口座を開設したことで、投資資金の管理が非常にスムーズになりました。
特に、証券口座と銀行口座を分けることで、生活費と投資資金を明確に区別しやすくなる点が大きなメリットです。
また、住信SBIネット銀行は、他行振込手数料が無料であるため、複数の口座を使っている場合でも手数料を気にせず資金移動ができる点が魅力です。
⑧ 自動入金を設定する
自動入金設定は、投資のために毎月一定額を口座に入金する手間を省く手段です。
私自身、自動入金設定を行ったことで、毎月の投資額を自動的に確保し、生活費と投資資金を区別して管理することができました。
この設定をすることで、日々の忙しさに追われて貯金や投資を忘れる心配もありません。
例えば、住信SBIネット銀行の「自動入金サービス」を活用することで、毎月指定した日付に自動的に資金を証券口座に移動させることができます。
これにより、強制的に投資用の資金が確保されるため、毎月の資産形成が習慣化されるのです。
⑨ 繰り返し「敗者のゲーム」を読む
「敗者のゲーム」は、何度も読み返すことで新たな発見が得られる投資の名著です。
私は、投資を始めたばかりの頃にこの本を読み、繰り返し手に取ることで、市場の本質を深く理解することができました。
投資の世界では、冷静な判断が常に求められるため、基本に立ち返ることが重要です。
特に、市場の変動が激しい時期には、この本を再度読むことで、自分の投資方針が正しいのか再確認することができました。
短期的な市場の動きに惑わされることなく、長期的な視点で資産運用を続けることが成功への鍵だと気づかされます。
⑩ これ以外のことに時間を使わない
投資を始めると、様々な情報やアドバイスに惑わされることが多いです。
しかし、重要なのはシンプルな戦略を守り続けることです。
私は、これ以外の情報に振り回されず、自分が決めた方針に集中することで、着実に資産を増やすことができました。
投資の基本に忠実であることが、最終的には最も成功への近道です。
新しい投資手法や流行に流されることなく、自分にとって必要なことだけに時間を費やすことが、資産形成のポイントです。
無駄な情報をカットし、シンプルに運用することが成功の秘訣だと言えるでしょう。
【まとめ】資産5,000万円になってわかった、投資1年目にやればよかったこと10選
投資1年目には、たくさんの情報や選択肢に迷うことがあるかもしれません。
しかし、今回紹介した10のポイントを実践することで、確実に資産形成を進めることができるでしょう。
特に、基本に忠実であること、そして長期的な視点で投資を続けることが大切です。
これらのアドバイスを参考に、投資の世界で成功をつかんでください。