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10年以上働いてわかったこと。

10年以上働いてわかったこと。

新卒として入社し、社会人になってから10年以上が経ちます。社会人なりたての頃は右も左もわからず、ただがむしゃらに働くだけでした。

入社当時は働くということに理想を持っていましたが、様々なことを経験していく中で、「現実」がわかってきました。

10年以上働いてわかったこと

働きやすさは上司次第
年収は能力より環境
残業/休日出勤は毒
パワハラは無理
組織への依存は危険
転職は怖くない
年間休日125日以上が最強
何事もなんとかなる
いのちだいじに。

今回は「10年以上働いてわかったこと。」について紹介します。これからのビジネスパーソンに参考にしてもらえれば幸いです。

働きやすさは上司次第

働きやすい職場は人間関係が最も重要です。どんな仕事にも辛い場面はありますし、待遇に不満を感じることもあります。

でも人間関係が築けている職場環境なら働きつづけたいと思えるでしょう。

そして人間関係というのは、仕事をしていく中で最も深刻な悩みです。そしてこの人間関係を悩みを深堀していくと直属の上司が原因であることが多いです。

上司が超体育会系で上下関係に厳しすぎるとストレスを生みます。仕事のことであまりきつく怒ると、部下が上司に苦手意識を持ちます。

すると、社内のコミュニケーションが取りづらくなり、仕事が上手く回らなくなってしまう恐れもあります。

逆に上司に意見をしやすい、風通しの良い職場なら、みんな和気あいあいと仕事ができるので円滑に仕事が進みます。

仕事をミスしま時にはうまくフォローをしてくれるような、頼もしい上司が身近にいると心強いですよね。

このように信頼できる上司の存在は、部下の働きやすさや仕事へのモチベーションを高めます。逆に上司との関係がわるいと、働きにくさに繋がるのです。

つまり、働きやすさに最も重要なのは要素は、「上司との関係」なんですね。

しかし、悲しいことに上司は自分では選べません。もし今の上司がどうしても合わなく、ストレスを感じているなら、部署移動や転職視野に入れましょう。

年収は能力より環境

よく年収は環境次第と言われますが、それはまさしくその通りです。

やりがいや自分のやりたいことを無しにして、年収だけ見るならば、環境を選ぶことが最も重要です。

例えば、製造業よりコンサル業の方が平均年収は高いです。田舎より東京の方が、固定給より歩合制のほうが年収は上げやすいですよね。

平均年収は業界や企業規模によって違います。そこには個人の力では改善できない壁が存在するのです。つまり給料が安いのは、あなたの能力の問題ではないのです。

そんなことを給与の低い会社に言っても、「給与が低いのは、それがおまえの価値だからだ!もっと頑張って給与を上げろ!」と言われることでしょう。

しかし、実際のところ年収400万円の人と年収1.000万円の人とで、能力の差なんてほとんどありません。年収1,000万円の人は1,000万円稼げる「環境」にいるから年収1000万円なんですね。

逆にどれだけ能力が高い人でも、年収400万円の環境にいるならば、それ以上稼ぐことはできません。

よって、待遇を変えたいと思えば、待遇の良い場所に行くことが1番効率的でしょう。社会では、どの業界・企業を選んだかで、給与が決まるのです。

なので年収を伸ばすなら年収が低い会社で頑張るのははっきり言って無駄な努力です。もし年収を伸ばしたいのであれば、見切りをつけて、転職するべきなのです。

残業/休日出勤は毒

過度な残業や休日出勤は、体力面にも精神面にも大きな負担となります。

残業で家に帰るのが遅くなり睡眠時間が減ると、頭が回らず仕事の効率が大幅に下がります。そしてさらに残業を増やしてしまう悪循環に陥ってしまうのです。

そして更には、休日出勤をしてその穴を埋めようとしてしまいます。連勤が続くと、身体の疲れが取れない、睡眠不足、過労で倒れるなどの症状が表れます。

このような過労により、適応障害やうつ病といった精神疾患を引き起こす人もいます。

残業が多く、休みもないという会社はブラック企業の可能性が高いです。改善されない場合は、自身の健康のためにも、転職を考えることも必要です。

パワハラは無理

パワハラが問題視される世の中ではありますが、悲しいことにパワハラをする上司はなくならないものです。

私も、パワハラ上司の下で働いたことがあります。毎日のパワハラ地獄に耐え続けましたが、当時は、胃が痛くなったり、会社で顔を見るだけで吐き気を催し、夜もなかなか眠れなくなったりしました

なんのために仕事をしているのかわからなくなり、転職を決意しました。

パワハラによる精神的苦痛は、うつ病を引き起こすリスクがあります。あなたの健康が損なわれても。時会社は守ってくれません。

自分の身は自分で守りましょう。上司のパワハラに耐える必要なんてありません。いち早く新しい職場を見つけ、パワハラ上司から解放されましょう。

組織への依存は危険

日本の「終身雇用」は現在進行形で崩壊しています。

大企業でも、有名企業でも、業績好調の企業でもいたるところでリストラが行われています。

あなたの会社でも、これからリストラが始まる可能性は十分にあります。もしかしたら来月には、あなたにリストラ通知がくるかもしれません。

また、会社の寿命もどんどん短くなっています

1983年の頃は企業の平均寿命は30年でしたが、2020年に倒産した企業の平均寿命は23.3年だそうです。37年の間に、6.7年も縮んでしまいました。

もしもリストラや倒産が現実のものとなれば、もちろんあなたは職を失います。その時に会社に頼らなくても生きていける術を身につけていかねばなりません。

転職は怖くない

転職をしたいと思っていても、何となく不安な気持ちで転職に一歩踏み出せないことってあると思います。

だけど、現代は転職がしやすい時代です。かく言う私も35歳までに10回は転職しています。

家族がいる場合、一定期間収入が無くなることを恐れる人もいると思いますが、先に仕事を決めてから辞めれば収入は途絶えません

世間体を気にするかもしれませんが、実際のところ世間は私に興味なんかありません。人間は自分に関係ないことには、興味無関心な生き物です。

なので周りの目なんて気にする必要がないのです。

次の仕事が見つかるか不安に思うかもしれません。だけど介護とか看護業界はどこでも人出不足で、猫の手でも借りたい状況です。仕事なんて選ばなければいくらでも見つかるのです。

年間休日125日以上が最強

働きやすさに直接的に影響するのが休日数です。

できることなら120日は欲しいところですが、105日未満、中には100日未満という人も多いでしょう。

ただ中には年間休日が125日以上もあるというかなり恵まれた環境を取り入れている会社も少なからずあります。

年間休日125日以上とはどのような働き方なのでしょうか。

年間休日125日以上ともなると、完全週休2日制を導入している場合が多いです。1年間は52周なので、土日の数は1年間で104日です。そこに祝日休みが加わります。

祝日は全部で16日ありますが、土曜日に被ることを加味して、12日から15日程度が休日になります。

そこにGWとお盆とシルバーウィーク、年末年始の長めの連休が加わることで年間休日125日以上ですね。また、有給休暇は年間休日には含まれないので、取得する日数を考えるとさらに休日は増えます

年間休日が125日もあるというのは、労働者にとって大きなメリットであることは間違いありません。

厚生労働省が実施している「平成31年就労条件総合調査」の結果によると、国内で働いている人の年間休日数は全体平均で114.7日です。

つまり、年間休日125日というのは平均よりも10日ほど休日が多いということになります。3日に一回休める計算になりますが、これはかなりありがたいことです。

また、年末年始、GW、お盆、シルバーウィークといった大型連休でリフレッシュができます。

会社では何かとストレスが貯まることも多いですが、このように3~4ヶ月に1度、1週間程度の休日があるとモチベーションも上がるでしょう。

なんとそれ以外にも、社員に自由に1週間の休暇を与える制度を設けている企業もあるのです。

それに、休日が多いということは、総労働時間が少ないということになります。よって例えば年間休日100日と給料が同じであった場合は、時給で考えるとかなり差がでることになります。

何事もなんとかなる

人生も30年以上生きているといろいろあるものです。

お金のこと、子育てのこと。仕事のこと、生きているといろんなことが起こります。

そしてもう私の人生終わったー、これからどう生きていったらいいの?と不安になったことはたくさんあります。そしてその都度思えるのは、「人生なんとかなる!」ということです。

例えばお金はないけど子供ができたとします。子育てにはお金がかかります。出産費用、おむつ、保育費、大きくなるにつれていろいろ出費がかさんできます。

だけど何とかなります。お金がなければ、夫婦で働けばいいのです。

日本は子育て支援が充実しています。最大限に活用しましょう。節約できるところは節約しましょう。きっと何とかなります。

あまり将来に不安に感じる必要はありません。その時々で試行錯誤すれば何とかなるものなのです。

いのちだいじに。

命は大事。これは当たり前のことですね。

しかし歳を取ると葬式に参加する機会が増えます。そしてその度に思います。「命は返ってこない」のだと。

いくらお金を払っても命には代えられません。そして人間遅かれ早かれいつか死にます。
働くことももちろん大事ですが、限られた時間をもっと自分の大切な人のために使いたいものです。

今ある自分の命、家族の命、周りのあらゆる命を大切にしたいものですね。

【まとめ】10年以上働いてわかったこと。

今回は10年以上働いてきてわかったことをまとめてみました。

10年以上働いてわかったこと

働きやすさは上司次第
年収は能力より環境
残業/休日出勤は毒
パワハラは無理
組織への依存は危険
転職は怖くない
年間休日125日以上が最強
何事もなんとかなる
いのちだいじに。

今の職場に拘る必要はありません。広い視野を持って、自分自身が幸せになれるような仕事を見つけていきましょう。

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