チーズドッグのチーズは何がいい?伸びる種類と選び方

チーズドッグのチーズは何がいい?伸びる種類と選び方
チーズドッグのチーズは何がいい?伸びる種類と選び方「チーズドッグのチーズは何を使えばいいの?」
「よく伸びるチーズはどれ?」
「さけるチーズとモッツァレラはどっちがいい?」
チーズドッグの見せ場である長く伸びる糸は、どのチーズを使うかによってほぼ決まってしまいます。
伸びの正体はチーズに含まれるたんぱく質の構造にあり、加熱すると繊維状につながる性質を持つものだけが長く糸を引きます。
その代表がモッツァレラであり、市販のさけるチーズも同じ系統に属するため十分な伸びが得られます。
反対にプロセスチーズやとろけるスライスチーズは、溶けはするものの糸を引くほどには伸びてくれません。
この記事では、種類による伸び方の違い、組み合わせ方、失敗しやすい点を解説します。
チーズドッグに使うチーズの選び方
チーズドッグに使うチーズの選び方まずは、何を基準にして選べばよいのかという原則から押さえておきます。
ここさえ分かってしまえば、売り場の前で立ち止まって迷うことはなくなります。
チーズドッグのチーズが伸びる仕組み
よく伸びるチーズには、加熱したときに繊維の方向がそろうという共通した性質があります。
熱を加えるとたんぱく質が一定の向きに並んでいき、引っ張ったときに糸のような形へ変わります。
この性質を持っているのは、水分を多く含んだフレッシュタイプと呼ばれる系統のチーズです。
反対に加工の工程で加熱と乳化を経たものは、この繊維構造が壊れているため伸びてくれません。
同じチーズという名前が付いていても、製法によってはまったく別物になってしまうということです。
チーズドッグで伸びるかどうかは、繊維構造が残っているかという一点で決まります。
チーズドッグのチーズを選ぶときの基準
売り場で判断するときには、パッケージの名称を見るのがもっとも早い方法になります。
モッツァレラと書かれているものであれば、まず間違いなく伸びてくれます。
さけるチーズも製法の関係で繊維がそろっているため、同じように長く糸を引きます。
一方でプロセスチーズやスライスチーズは、溶けやすさを優先して作られている点に注意が必要です。
料理には便利な素材ではありますが、糸を引かせたい場面では力を発揮できません。
| 種類 | 伸び方 | 入手しやすさ |
|---|---|---|
| モッツァレラ | 非常によく伸びる | スーパーで入手可 |
| さけるチーズ | よく伸びる | どこでも買える |
| チェダー | あまり伸びない | 入手しやすい |
| とろけるスライス | 溶けるが伸びない | どこでも買える |
チーズドッグのチーズはモッツァレラかさけるチーズを選べば、伸びで失敗することはありません。
チーズドッグに向くチーズの種類
チーズドッグに向くチーズの種類代表的な三種類には、それぞれ違った特徴があります。
用途によって向き不向きがはっきり分かれてくるため、目的のほうから選ぶことが大切です。
チーズドッグの定番であるモッツァレラ
専門店で使われているのは、水分を抜いたタイプのモッツァレラであることがほとんどになります。
生のまま食べる水牛の乳を使ったものとは異なり、加熱調理を前提として作られています。
売り場ではピザ用として棒状や角切りで販売されていることが多いため、その形状がそのまま使えます。
水分の多い生食用を選んでしまった場合、揚げたときに水が出て衣がはがれる原因になります。
味そのものは淡白なので、砂糖やケチャップといったトッピングともよく合います。
チーズドッグにモッツァレラを使うなら、生食用ではなく加熱用を選ぶことが条件になります。
チーズドッグで扱いやすいさけるチーズ
さけるチーズは繊維を一方向にそろえる製法で作られているため、加熱すると勢いよく伸びてくれます。
一本の太さがちょうどよいうえ、串に刺しやすい形である点も扱いやすさにつながります。
コンビニでも買えるものなので、思い立ったときにすぐ試せるのが最大の利点になります。
ただし塩気がやや強いため、生地のほうに砂糖を混ぜておくと釣り合いが取れます。
実際に家庭で作る場合の手順についてはチーズドッグの作り方にまとめています。
チーズドッグを初めて作るなら、形も伸びも扱いやすいさけるチーズがもっとも安全な選択です。
チーズドッグに向かないチーズ
チーズドッグに向かないチーズ避けたほうがよい種類についても、あわせて知っておく必要が出てきます。
理由のところまで分かっていれば、ほかの食材を選ぶときにも応用が利きます。
チーズドッグでプロセスチーズが伸びない理由
プロセスチーズは複数の原料を加熱して混ぜ合わせ、乳化剤で安定させた加工品になります。
この工程のなかで繊維構造が失われてしまうため、溶けはしても糸を引くことはありません。
保存性が高くて扱いやすいという反面、チーズドッグの見せ場である伸びには向いていないことになります。
どうしても手元にこれしかないという場合は、さけるチーズを一本足すだけで印象が変わります。
とろけるスライスチーズも同じ系統にあたるため、単独で使うと物足りない仕上がりになります。
チーズドッグでプロセスチーズを使うと、味は問題なくても伸びだけが出ません。
チーズドッグでチェダーを使う場合
チェダーは熟成させたタイプのチーズで、こくと塩気の強さが持ち味になります。
伸びのほうはあまり期待できませんが、味に深みを出したいときには選択肢に入ります。
そのため単独で使うのではなく、モッツァレラと組み合わせる方法が現実的になります。
韓国の店舗においても、チーズを二種類使い分けているところは珍しくありません。
見た目の色づきもよくなってくるため、写真映えを意識するのであれば試す価値があります。
チーズドッグにチェダーを使うなら単独ではなく、伸びる種類と組み合わせてください。
チーズドッグのチーズの組み合わせ方
チーズドッグのチーズの組み合わせ方使用するチーズを一種類だけに限る必要は、まったくありません。
配合を変えることによって、仕上がりの印象そのものが大きく変わってきます。
チーズドッグで二種類を組み合わせる比率
もっとも扱いやすいのは、モッツァレラを七割にしてチェダーを三割にするという配合です。
伸びをしっかり担保したうえで、味のほうに深みと色を足すことができます。
甘い仕上がりにしたい場合には、モッツァレラの割合をさらに増やしてください。
配合についてはコンビニで買える冷凍品を参考にすると、市販の味へ近づけやすくなります。
市販されている商品の選び方はコンビニで買えるチーズドッグで紹介しています。
| 目的 | 配合 | 仕上がり |
|---|---|---|
| 伸びを最優先 | モッツァレラのみ | 糸が長く引ける |
| 味に深みを出す | モッツァレラ7・チェダー3 | こくと伸びの両立 |
| 手軽に作る | さけるチーズのみ | 形が整いやすい |
| ソーセージと半々 | チーズ半分・ソーセージ半分 | 塩気が強くなる |
チーズドッグの配合はモッツァレラ七割を基準に、そこから好みへ寄せていくと失敗しません。
チーズドッグのチーズとソーセージを併用する
半分をソーセージにしたハーフタイプは、専門店においても定番として扱われています。
一本の量が多いと感じている人にとっては、途中で味が変わることで最後まで食べ切りやすくなります。
チーズだけでは味が単調に感じられるという人には、こちらのほうが食べやすくなります。
ただし全体の塩気が強くなってくるため、砂糖を多めにかけて釣り合いを取ってください。
トッピングの考え方についてはチーズドッグの食べ方とトッピングで整理しています。
チーズドッグでソーセージを併用するなら、塩気が増える分だけ甘さを足す発想が必要です。
チーズドッグのチーズの量と切り方
チーズドッグのチーズの量と切り方種類が決まったあと、次に問われてくるのが分量と形の整え方という部分です。
ここを外してしまうと、揚げたときに崩れやすくなってしまいます。
チーズドッグに使うチーズの適量
一本あたりの目安は、およそ四十グラムから五十グラムだと考えておけば過不足がありません。
多く入れれば伸びる量も増えますが、その分だけ溶けて流れ出す危険が高まります。
さけるチーズであれば一本まるごとがちょうどよい分量になるため、計量する必要もありません。
モッツァレラを使う場合には、太さ二センチほどの棒状に切りそろえると火の通りが均一になります。
チーズドッグのチーズは多いほどよいわけではなく、五十グラム前後で止めるのが安全です。
チーズドッグのチーズを串に刺すときの注意
串は真ん中を貫くように刺していき、先端が飛び出さない位置で止めてください。
先が出たままだと揚げるときに衣が切れ、そこからチーズが流れ出す原因になります。
刺したあとは軽く握って形を整えておき、表面の凹凸をなくすと衣が均一に付きます。
この状態のまま冷凍庫へ入れておけば、揚げる直前まできれいな形が保たれます。
チーズドッグは串の刺し方ひとつで結果が変わるため、先端を出さないことだけは守ってください。
チーズドッグのチーズで失敗しないために
チーズドッグのチーズで失敗しないために正しい種類を選ぶことができたとしても、扱い方を誤れば伸びてはくれません。
押さえておくべき要点について、ここで具体的に順を追って挙げていきます。
チーズドッグのチーズが飛び出すのを防ぐ
もっとも多い失敗というのが、揚げている最中にチーズが流れ出てしまうというものです。
原因は生地にできた隙間で、わずかな割れ目からでも溶けたチーズは流れ出していきます。
揚げ油の温度が低すぎる場合にも衣が固まるまでに時間がかかり、結局は同じ結果を招きます。
串に刺したチーズを冷凍庫で三十分ほど冷やしておけば、溶け出す前に衣のほうが固まります。
生地は薄く均一に伸ばしていき、根元まで隙間なく包むことを意識してください。
チーズドッグのチーズが飛び出すのは生地の隙間が原因なので、冷やしてから揚げてください。
チーズドッグのチーズが伸びる温度を保つ
どれだけよい種類を選んだとしても、冷めてしまえば繊維は固まって伸びなくなります。
つまりチーズ選びというのは前提にすぎず、食べる速さまで含めて初めて完成すると言えます。
揚げ上がってからのおよそ数分が勝負になるので、その間に食べ始める必要があります。
冷めてしまった場合の対処はチーズドッグの温め直し方法で解説しています。
チーズドッグのチーズは種類だけでなく温度も条件なので、揚げたてを逃さないでください。
チーズドッグのチーズに関するFAQ
チーズドッグのチーズに関するFAQチーズ選びで迷いやすい点について、質問の形にして整理しました。
売り場でそのまま判断に使える形で回答していきます。
チーズドッグのチーズは何を使いますか?
モッツァレラかさけるチーズを選べば、伸びで失敗することはありません。
どちらも繊維構造がそのまま残っているため、加熱すると長く糸を引いてくれます。
チーズドッグでいちばん伸びるチーズはどれですか?
加熱用として売られているモッツァレラが、もっともよく伸びます。
さけるチーズについても製法上の理由から、これに近い伸びを得ることができます。
とろけるスライスチーズでも作れますか?
作ることはできますが、溶けるだけで糸を引くほどには伸びません。
伸びを重視するのであれば、モッツァレラかさけるチーズを足してください。
チーズドッグにチェダーは使えますか?
使うことはできますが、単独では伸びがはっきりと足りません。
モッツァレラを七割にしてチェダーを三割にすると、味と伸びを両立できます。
チーズドッグのチーズが飛び出すのはなぜですか?
生地に隙間ができていると、溶けたチーズがそこから流れ出てしまいます。
串に刺したチーズを三十分ほど冷凍してから揚げることで防げます。
チーズドッグのチーズはどこで買えますか?
さけるチーズであれば、コンビニでも手軽に購入できます。
加熱用のモッツァレラであれば、スーパーのピザ用チーズ売り場に置かれています。
チーズが伸びなくなるのはなぜですか?
温度が下がると繊維が固まってしまい、引っ張っても糸にはなりません。
揚げ上がりから数分が勝負になるので、その間に食べ始めてください。
まとめ:チーズドッグのチーズはモッツァレラが基本
まとめ:チーズドッグのチーズはモッツァレラが基本伸びの正体は繊維構造にあるため、それが残っているモッツァレラとさけるチーズが基本の選択肢になります。
プロセスチーズやとろけるスライスチーズについては、加工の工程で繊維が失われているため糸を引きません。
味に深みを出したい場合には、モッツァレラを七割にしてチェダーを三割にする配合が扱いやすいところです。
なお正しい種類を選んだとしても、揚げてから時間が経てば伸びなくなるという点は変わりません。
チーズドッグのチーズは種類と温度の両方がそろって初めて、あの長い糸が引けるようになります。



















































































