ストレス社会から身を守るコツ10選
インターネットやSNSの発達による情報社会化、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントといった「人間関係」など、現代社会で生きていく場面で「ストレス」を感じることは、もはや日常茶飯事です。
ストレスを抱え続けると、「胃痛」「食欲不振」「不眠」といった症状が現れ、うつ病をはじめとする重大な精神疾患へとつながっていきます。
ストレスに常にさらされている状態だと、体がいくつあっても足りません。
しかしストレスのない場所などありません。常にストレスはあるものと受け入れ、ストレスから自分を守るためにストレスをコントロールする必要があります。
①自分に都合よく解釈してみる
②自分と他人に線引きをする
③健康の知識を身につける
④目の前の事に集中する
⑤自分の意思で決める
⑥SNSと距離を取る
⑦仲間に相談する
⑧人と比べない
⑨大声を出す
⑩寝る!!
今回は、ストレス社会から身を守るコツ10選を紹介します。ストレスを抱えてる人•抱えやすい人は是非参考にしてください。
①自分に都合よく解釈してみる
一度失敗したり、嫌だと意識してしまうと、気にしないと思っても気になってしまうものです。そんなときは、嫌なことから無理やり目をそらすのではなく、自分の都合がいいように変換してしまうのが一番です。
精神科でも、ものごとをネガティブに考える患者さんに対して「自分に都合よく考える練習」を治療としているようです。
叱責されたとしても、それは自分の事を想ってくれているからだと勘違いしましょう。失敗したとしても、失敗は成功の元、次は成功できるから良かったと捉えましょう。
②自分と他人に線引きをする
相手のことを思いやることはとても大切なことです。
しかし、相手を思いやるあまり、いつも人にふりまわされていたり、理不尽なことを断り切れなかったりして、自分のことは後回しにして無理して合わせ過ぎてしまう。
本心でないことをやり続けるとストレスが溜まり、それがどんどん溜まっていくうちに人間関係が嫌になってしまいます。
そんなあなたは、自分と相手とを分ける「境界線」が曖昧なのかもしれません。
対人関係のストレス対策において、何よりも大事なのは、自分の出来ること・するべきことの限界を知り、自分と相手の間に境界線を引くことです。
「境界線」というと、相手を突き放すようなイメージを持つかもしれません。
しかし、境界線を引くことで、人自分も相手も尊重できるような、健全な人間関係が構築することができます。
人付き合いが上手な人は、自分と他人との間に明確な境界線を引いて、そこから立ち入らないよう、ほどよい距離感を保っているのです。
③健康の知識を身につける
ストレスが溜まりすぎると自律神経やホルモンのバランスが崩れ、心身の健康に大きな影響を及ぼすことになります。
自律神経が乱れると免疫力が低下して病気がちになったり、気分が落ち込みやすくなったりします。
また、ストレスは血圧を上昇させたり、血液を固まらせやすくしたりすることで、脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくすると考えられています。
ストレスを受けたとき、自分の体がどう反応するかを知ることで、ストレスに気付き、これに対処するための知識・方法を身に付け、それを実施することが重要です。
ストレスによる反応は、主に心理面、身体面、行動面の3つに分けることができます。
人は過剰なストレスを受けると、血圧や心拍数の変化します。
緊張すると心臓がドキドキしたり、顔が赤くなったりするように、ストレスがかかると血圧や心拍数は上昇するのです。
その他にもストレス反応は、気分の落ち込み,興味・関心の低下、イライラ、意欲の低下、集中力の低下、寝付きが悪い、夜中に目が覚める、頭痛や肩こり、腰痛、目の疲れ、腹痛、食欲低下、便秘や下痢など十人十色です。
なので、普段から血圧や心拍数、その他の体の変化をチェックして、「ストレスの指標」を作りましょう。自分のストレス反応を把握することで、自分にとって何がストレス要因になるのかを知るきっかけにすることができます。
④目の前の事に集中する
忙しい現代人は、デスクでパソコンに向かい、会議資料をつくりながら客先に電話をかけ、お昼ご飯を食べながらメールチェックをします。
プライベートでも料理をしながら洗濯や掃除をしたり、スマートフォンをさわりながら映画を観たりと、常に複数のタスクを同時に進行しているといえます。
しかし、同時に複数のタスクを進行させるのは、実はとても脳を疲れさせ、ストレスをかけているのです。
元々人間の脳は複数の物事を処理できるように作られていません。
そのため、やることが多いからと同時進行してしまうと、落ち着いて取り組めば簡単な仕事でも、思わぬミスをしてしまうことがあります。
そしてそのことがストレスとなり、また次の仕事でミスを繰り返す悪循環に陥ってしまいます。
この悪循環を改善するには、1つのことに集中することです。数あるタスクに優先順位をつけて、一つ一つ確実にこなしていくのです。
客先から電話がきたら作業を中断して対応に集中しましょう。
ご飯の時は仕事を中断して、料理の味を楽しみましょう。人混み歩くときは、スマホの電源を切って前を見て歩きましょう。勉強をするときはテレビを消しましょう。
最近ではGoogle、Yahoo、リクルート、トヨタ自動車でも、「今この瞬間に集中し、ありのままを受け入れる」という考え方を取り入れています。
⑤自分の意思で決める
人生は決断の連続です。ビジネスでも日常でも何かを決めなくてはいけない場面はたくさんあります。人間は1日あたり35,000回も決断をすると言われているほどです。
つまり私たちは、常に何かしらの決断をしながら生きているということです。決断の積み重ねが人生を形成していると言っても過言ではないでしょう。
物事を自分で決められず、他人決めてもらう人がいますが、それは自分の人生を他人に決めてもらってるというとこです。
本心とは違う行動を取ると、ストレスがかかります。そして何でも人や環境、会社のせいにして、文句ばかり言う人になってしまいます。
一度しかない自分の人生です。本心と向き合い、どのように判断していくか、自分なりの生き方を選択していきましょう。
⑥SNSと距離を取る
コミュニケーションを楽しむために、はじめたSNS。
最初は楽しかったものの、周りの反応を気にしすぎたり、コメントを返すことに義務感を覚えたり、SNSに振り回され次第にストレスも増えたという声も多いです。
また、SNSを通じて、友人の結婚や出産報告、旅行、美味しそうな料理を画面越しに見て「毎日が楽しそう…それに比べて私は」と、他人と自分の日常を比較して落ち込んだりすることもあるでしょう。
SNSが楽しくない。むしろストレスだと感じたら、一時的でも良いのでSNSと距離をとるのがおすすめです。
周りの友人から取り残されてしまう不安からなかなか行動に移せない人もいると思います。
しかし、SNSから離れることで、自身にとってのメリット•デメリットが明らかになり、SNSとの適度な距離感がわかるかもしれませんよ。
⑦仲間に相談する
自分の感情や悩みを誰かに伝えることは、ストレスを解消させます。
これは、カタルシス効果とも言われ、ストレスによる不安やイライラを、口に出すことでその苦痛が緩和されて安心感を得られることです。 つまり辛いことを話すことで気持ちが晴れる効果を示しています。
自分の悩みを人に打ち明けることは勇気がいることだと思います。しかし、自分の悩みを人に打ち明けて、話すだけで、悩みの9割は解決すると言われています。
なぜならば、ほとんどの人は、原因がわからずに苦しみ、悩んでいるのです。人に相談することで、自分の頭の中が整理されます。
仮に相談相手から的確なアドバイスが出なくても、自分の真の悩みを自分自身で発見することができるのです。
悩みの原因が明確にわかれば、その解決法も見えてくきます。あとは、行動あるのみです。
⑧人と比べない
お母さんがよく「よそはよそ!うちはうち!」と言っていたように、自分と他人は別物なのです。しかし人間は他人と比較してしまう生き物であります。
そして比較するほどに「なんて自分はダメなんだ」と、落ち込んでしまいます。さらに嫉妬心から、相手の不幸を願ったりして、自己嫌悪に陥ることもあります。
他人と自分を比べると、確実に不幸になってしまうものです。自分より優秀な人は、この世の中にいくらでもいます。
「仕事」「勉強」「スポーツ」「収入」「容姿」あらゆる分野で自分より優れている人は必ずいますし、上を見てたらキリがありません。
なのでおすすめなのは、他人や周りの人と比べるのではなく、「自分」と比べることです。昨日の自分、1週間前の自分、1ヶ月前の自分、1年前の自分…過去と比べると少しは進歩、上達したところがあるはずです。
・年収が400万円と平均より少ないけど、一年前より5万円アップした
・TOEIC400点。でも、前回より30点もアップしている
・1週間前よりも仕事にかかる時間を30分も縮められた
など、小さなことでも向上しているところに目を向けましょう。そして自分を褒めてあげて下さい。
自分の成長を実感できると、「もっと頑張ろう」とモチベーションが上がります。少しずつでも「結果」が出はじめると、そのことが楽しくなり、やる気も上がってきます。自己成長が高まり、自分に自信が持てるのです。
⑨大声を出す
大声で叫ぶだけでもストレス発散効果があります。
スポーツ選手が、競技前や競技中に大きな声を出すことがありますよね。これは大声を出すことで脳を刺激し、心と体をリフレッシュしているのです。だから大声を出すことは、ストレス解消にも効果的なのです。
大声を出すのにおすすめがカラオケです。家や街中では大きな声を出すことはできませんが、カラオケなら誰の目も気にせず、迷惑にもならず、大声を出すことができます。
最近ではヒトカラ専門店も増えてるので、一人カラオケも行きやすくなりました。
ただ声を出すだけでなく、好きな歌を大声で歌うのも、楽しい気分になれます。歌うことはカロリーも消費されるので、ダイエットにもなります。
⑩寝る!!
ストレス解消のいちばんの基本は睡眠です。質の良いの睡眠をしっかりとっていれば、多少のストレスがあっても、心身の健康が保てます。
それほど睡眠は重要なのです。睡眠の質を改善しただけで、鬱症状が改善されることもあります。
睡眠の質も大事ですが、睡眠時間を増やすことも大切です。1時間早く就寝、30分早寝して30分遅く起きる。15分のプチ昼寝など、工夫して日々の生活に睡眠を取り入れていきましょう。
【まとめ】ストレス社会から身を守るコツ10選
ストレス社会から身を守るコツ10選を紹介しました。
①自分に都合よく解釈してみる
②自分と他人に線引きをする
③健康の知識を身につける
④目の前の事に集中する
⑤自分の意思で決める
⑥SNSと距離を取る
⑦仲間に相談する
⑧人と比べない
⑨大声を出す
⑩寝る!!
ストレスから身を守るのは生きていくための必須スキルです。ストレスに負けず、強く生きていきましょう。
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