読みやすいブログの特徴7つ
「ブロガー」とは、ブログ(WEBページ上の日記や記録)を公開・運営している人のことです。
最近では自分のブログに企業の広告を掲載し、企業からの報酬で生計を立てている人が増えてきています。
空いた時間で副業としてブログを運営したり、ブログからの収益のみで生活してる人もいます。
個人的におすすめなブログサービスはWordPress(ワードプレス)一択です。
初心者でも簡単に無料でWebサイト作成や管理、記事投稿ができることができる人気のソフトウェアです。メールアドレス1つあればアカウントが作れます。
ブログで収入を得るには、たくさんの読者に読まれるブログ記事を書かなければなりません。
その上で重要なのが「読みやすさ」です。どんなに良いテーマやブログの名前にしたとしても、最後まで読んでもらわなければ意味がありません。
ブログを書く場合、一般的には以下の3つの構成で書きます。
最初の見出しに入る前に読者が一番最初に読む冒頭部分の文章のことです。
導入部分のあとに目次をいれると、本文に行く前に全体像を伝えることができ、読者が読みやすくなります。
ここは記事のメイン部分です。
訪れてきたユーザーの疑問や知りたいことにしっかりと解説し、理解してもらえる文章を目指しましょう。
最後に記事の内容の要点を書いて、読者に再度記事の内容を思い出せます。
また読者の中には、まとめ部分まで流し読みして、まとめ部分を読んだあと再度上から読む、という方もいます。
まとめ部分でも記事の内容がしっかりとわかるように、手を抜かずに書きましょう。
それぞれの箇所でわかりやすい文章を作成しなければなりません。表や画像を使って情報を整理するのはもちろんのこと、文字や言葉の装飾や改行も読みやすさに関わってきます。
PCだけてなく、スマホで読まれることも意識しなければなりません。
わかりやすいブログ記事を書けるようになれば、ビジネスメールの作成も上達できます。
今回は読みやすいブログの特徴7つを説明します。ブログの書き方の方法やコツを知りたい方は参考にしてみてください。
結論ファーストである
ブログにおいては一番大事なこと、「ブログの記事構成では結論を最初に持ってくる」ことです。
小説の構成は起承転結だと言われますが、ブログに記事に関してはこの順番である必要はありません。
なぜなら読者がまず求めているのは結論だからです。欲しい情報がすぐに見つからないと読者はすぐに他のサイトに移ってしまいます。
記事がいいたいことは何か、この記事を読むことで何が得られるのか、結論をブログの上部に書いていち早く最初に伝えましょう。
何かを解説するような記事であれば結論を書いたうえで、その理由(ロジック)や根拠を説、そして例を紹介して最後にもう一度結論を述べてまとめる構成だと、わかりやすく完読されやすい記事になります。
具体例がイメージしやすい
具体例は最初に述べた結論が正しいことを示す例です。
商品を買う際、レビューや口コミという利用者の声を聞いて、良い商品だと確信を持ってから購入するという形をとっている方が多いように、人を動かすには、情景を想像させるのが良いのです。
例えば商品やサービスの良さを伝えたい時に、ただ「良かった」「面白かった」というありきたりの感想を伝えるのではなく、自分が実際に使った商品やサービスについて他の人が知りたいであろう情報を自分の言葉で、「自分が経験した具体例」などを織り交ぜて、読者がイメージしやすい文章を書きましょう。
具体的かつ分かりやすく伝えることが重要となります。
また、身近な悩みについて自身の解決方法を分かりやすく伝えることも読者に価値を与えることになります。
漢字の比率がすくない
ブログを書く際には、ひらがな・カタカナ・漢字の割合を工夫しましょう。
ひらがなばかりの文章は読みづらく、カタカナばかりの文章は難しそうに見えてしまう、漢字が続くと日本人は拒否反応を見せると言われています。
漢字・ひらがな・カタカナの最も良いバランスは以下の通りです。
漢字 | 20~30% |
---|---|
ひらがな | 70% |
カタカナ | 0~10% |
つまり漢字2:ひらがな7:カタカナ1が黄金比ということです。Webの記事だけではなく書籍や新聞でもこの割合が意識されています。
では、なぜこの[漢字2:ひらがな7:カタカナ1]という比率が反応が良いのかと言うと、単純に、漢字の割合を2~3割程度におさえたほうが、文章が読みやすい、または読みやすく見えるからですね。
読み手が文章の塊かたまりをパッとみた時に、漢字が少ない文章はすっきりとしていてストレスを感じません。
実際に文章を読んでみても、さくさくと読みやすく頭に入りやすいことが分かります。
漢字が多すぎる文章は、見た目でもごちゃごちゃと難しく感じます。漢字は4文字、多くても5文字以上を連続して使わないようにしましょう。
ただし、逆に漢字が少なすぎると、文章の意味が理解しずらくかえって読みにくくなることもあります。
多すぎず少なすぎず、最適な漢字・ひらがな・カタカナのバランスを目指すことが大切なのですね。
曖昧な言葉がすくない
曖昧な表現が多い文章からは、歯切れのよさやリズムが感じられません。説得力も弱くなってしまいます。迂回した表現や「思います」はなるべく使わず、ハキハキとした文章にしましょう。
「など」も要注意です。「そのほか」「余地」「可能性」を表すのに安易に使いがちですが、不要なケースがほとんどです。英語の文章で考えると、頻繁に「etc.」や「and so on」が出てくるのがおかしいように、「など」をつける必要が本当にあるかよく考えて使いましょう。
また下記のような言葉一人ひとりイメージするものが違う、曖昧な言葉と言えますので、注意しましょう。
だいぶ/すごく/たくさん/非常に/とても/もっと/かなり/たいそう/はなはだ/めっきり/極めて/ことのほか/いたく/こよなく/ずいぶん/大変/よほど/めっぽう/いやに/相当に/はるかに/大層/すぐに/ときどき/たまに/たまたま/しばらく/まあまあ/そこそこ/素晴らしい/素敵な/美しい/おいしい/かっこいい/つまらない/おもしろい/おかしい/優しい/偉い/危ない/新しい/古い/明るい/暗い/暑い/寒い/大きい/小さい/高い/安い/低い/長い/短い/早い/遅い/広い/狭い
読む人の認識を共通するためには、「数字」と「固有名詞」を活用しましょう。
「あいまいな言葉」に代わって「数字」や「固有名詞」を盛り込むことで、文章の読みやすさと分かりやすさがアップします。
60%、10グラム、時速80キロ、5日間、10メートル半、35℃、14時20分、12個、5カ所、6万円、1000枚、13社、1月5日……etc
地名、建物名、駅名、人名、商品・サービス名、会社名、施設名、店名、役職、肩書き、書名、交通機関名、機能名、プラン名、プロジェクト名……etc
「かなりの費用がかかりました」
↓
「30万円もの費用がかかりました。」
「明日の会議は少し早めに始めます」
↓
「明日の会議はいつもより15分早めに開始します。」
できる限り具体的に書く。これがブログで使う文章の基本です。自分が書いた文章を読み直すときには、「数字や固有名詞で言い換えられるカ所はないな?」と考えるようにしましょう。
文章のリズム感がよい(短文と長文の組み合わせ)
ライター初心者の99%が、1文が長くなりがちな傾向があります。
「、」が2回以上出てくる。「~なので」「~だから」「~ですが」などの接続詞が出てくる場合は、文を2つに分けられないかを考えてみましょう。
しかし、あまりに短文が多いと文章が箇条書きみたいになってしまいます。その場合は、意識して長文を入れてみましょう。
少し長い文と短い文を混ぜることで読む際のリズム感を生み出し、単調さを消すことができます。そうすることで、短い一文がアクセントとになり、メッセージの強調も可能です。
根拠がデータや事実に基づいている
結論の根拠を言うことで、結論に対して説得力を増します。事実やデータに基づいた根拠から結論が導き出されていると、話が論理的でわかりやすく、納得感も高まり結論がすっと頭に入ってきます。
そしてその事実は、個人的に経験・体験した事実という意味ではありません。実験観察、調査などの手続きによって誰でもが確認できる普遍的な事実のことです。
ましてや書き手の理想や噂、作り話では何の説得力もなく、仮に結論が正しかったとしても誰の納得も得られないでしょう。
次に浮かぶ疑問がすぐに解消される
読まれるブログの基本となるのは「読者の検索ニーズに答える」ということです。
検索ニーズというのは、検索した人は「なぜその事柄について検索したのか?」「何を知りたくて検索したのか?」という部分です。
これを頭においておかないと読まれる記事は書けません。まずは、検索した人の疑問にすぐに答えられる答えを最初に記載します。
しかし、答えがわかったら最後まで読まれずにページを移動されてしまう可能性が高いです。
そのため読者の疑問に答えたら、次に読者が疑問に思うことを想定して記載して答えましょう。
次から次へと疑問が解消されていくので、読書も気がつけばあなたのブログを読み終わっていることでしょう。
【まとめ】読みやすいブログの特徴7つ
読みやすいブログの特徴7つを紹介しました。
・結論ファーストである
・具体例がイメージしやすい
・漢字の比率がすくない
・曖昧な言葉がすくない
・文章のリズム感がよい
(短文と長文の組み合わせ)
・根拠がデータや事実に基づいている
・次に浮かぶ疑問がすぐに解消される
是非ブログを書く時に参考にしてみてくださいね。
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