気づいてしまった。人生を豊かにする人の特徴。
気がつけば今年も年の瀬。新年に立てた目標も、いつのまにか年末がきて、達成出来ずにお終い。時間が過ぎるのは本当に早いですよね。
時間は刻一刻と刻まれていきますが、どうしたらより人生を豊かなものにできるでしょう?
周りを注意して見てみると、人生が豊かそうな人とそうでない人の違いが見えてきました。
そこで今回は人生を豊かにする人の特徴について紹介します。是非今後の参考にしてみて下さい。
助けてと言える
日本のことわざに「猫の手も借りたい」という言葉があります。
非常に忙しくて手不足で、どんな手伝いでもほしいことの例えですね。
猫の手を借りるとまではいきませんが、人の手はどんどん借りてしまったほうが人生は豊かになります。
勉強でもスポーツでも仕事でも、できないことやわからないことが必ず出てきます。自分一人の力には限界があるのです。
もちろん困難に直面した時、まずは自分で何とかすることが大切です。しかし、うまくいかないときは、潔く助けてもらうことが必要です。
自分一人の力だけでなく、たくさんの人の協力を得たほうが、状況の改善が見込めます。
困った時は、「助けてください」と積極的に助けてもらいにいきましょう。
しかし、これがなかなかできないのが、大人です。
大人になるにつれて、見栄やプライドが邪魔して「自分で何とかする」と意地を張りたがります。
しかしそれでは事態は好転しません。つまらない見栄やプライドは、人生が豊かになる為の障害でしかありません。さっさと捨ててしまいましょう。
現状維持をきらう
心理学には「現状維持バイアス」というものがあり、「大きな変化や今まで経験していないことを避け、現状を維持しようとする」
現状維持バイアスのない人はいません。ですが、現状維持バイアスを外せないままでいると、時代の変化に取り残されてしまいます。
確かに変化を受け入れたり、新しいことを始めるには恐怖がつきものです。失敗したら怖い、格好悪い、誰もが思うことです。
しかし、本当に怖いのは現状維持なのです。自分の周りは凄まじいスピードで進化しています。
なので現状維持では置いておかれてしまうのです。とにかく一歩でも踏み出す勇気が必要なのです。
失敗を恐れ、行動が遅れ、
「あのときやっていれば良かった」
「もっと早くやれば良かった」
とやらないで後悔するよりも、やって後悔した方が得るものが多いはずです。
行動すると決めたら、少しでも早く一歩を踏み出すのをおすすめします。
やめると決断できる
何かを始めることと同じくらい難しいのが「やめる」ことです。実は、「やめる」ということはとても勇気がいる決断のなのです。
事業でも趣味でも遊びでもギャンブルでも、だらだらと続けてしまっていて、やめることができないなんてことはあるかと思います。
だだし、「やめる」のと「諦める」を一緒に考えてはいけません。
大事なのは、意志を持って「やめる」ことです。例えば、目標と決めて設定した期日に間に合わなかったらやめる、手応えを感じなかったらやめるといった具合にです。
後は先々を見据えて、状況が悪くなりそうだと判断したらやめるというのもありですね。
やめ時とか損切りなんて言葉がありますが、状況を見極めてやめないと、お金や時間を損することにつながるのです。
ごめんと素直に言える
大人になればなるほど、素直に「ごめんなさい」が言えなくなるものです。
それは、大人になるにつれてプライドが出てくるためです。プライドが邪魔をして、自分のミスを認めることができずに、謝ることが難しくなります。
しかし、失敗することは当たり前です。完璧な人間などいませんから、失敗したらそれは自分が人間である証拠なのです。
人間が失敗するのは人間らしい行動なので、その後も人間らしい行動をしましょう。
それは素直に謝ることです。
「ごめんなさい」この一言を言うことで、人間関係のトラブルも少なくなります。大抵の相手は許してくれますから。
素直に「ごめんなさい」が言える人は、自分の失敗を認めることができるということです。素直さが感じられ、信用を得ることができます。
また、たとえ失敗してもちゃんと謝れる人は、過ちを認めて反省しているということです。なので失敗を糧に成長できる人と言えます。
友人同士の間柄だと、謝るときにだらしない謝り方になってしまうことがあります。しかし、親しき仲にも礼儀ありです。友人だからこそ、しっかりと謝りましょう。
また、自分より若い人や部下に謝れない大人も多くいます。
しかし、「若い者に、頭を下げることなんかできない」という人に、若い人は付いて行こうと思いません。
若い人にでも頭を下げることができる大人には、器の大きさを感じることができ、若い人からも信頼されます。
謝るという行為に上下関係はないのです。
間違ったときにしっかり謝ることは、基本的な人付き合いのマナーなのです。
ありがとうと感謝できる
「ありがとう」という言葉には不思議な力があります。お礼を言ってみたり、言われたりすることで清々しい気持ちで1日を過ごせた経験は誰にでもあると思います。
実は感謝することは、科学的に身体に良いと証明されています。
感謝の気持ちを感じることで、脳内からは、幸せホルモンと呼ばれ、心のバランスを整えるセロトニンや、集中力やヤル気を生み出すドーパミン、絆ホルモンと呼ばれ幸福感をもたらすオキシトシン、脳内麻薬とも言われ、免疫力アップに繋がるエンドロフィンが分泌されると言われています
また、感謝する回数と幸福度が比例関係にあることが、実験によって明らかになっています。
それに、世の成功者たちは、感謝することを習慣に取り入れている人たちも多いですね。
おすすめは、寝る前に1日を振り返り、大小問わずあなたを幸せな気分にしてくれたこと、幸せにしてくれた人に感謝をすることです。
1日1日を感謝することで終えることで、次の日を清々しく迎えることができます。
もう少しと自分を鼓舞できる
困難に直面した時、「自分にはムリかもしれない」と思うことは誰にでもあるでしょう。
「不合格」「失格」などの烙印を押された瞬間に誰でも気持ちは萎えてしまうです。
作業や仕事に疲れてくれば、誰だって怠けたくもなるものです。
このように心が折れそうな時は、自分自身を鼓舞する言葉をかけて、自分自身を奮い立たせましょう。
言葉の力は偉大です。やる気や元気を与える力もあれば、勇気や希望を与える力もあります。
自分を鼓舞することで、成長や変化が促されることもあれば、困難な仕事を乗り越えられる場合もあります。セルフモチベーションは非常に有益なスキルなのです。
このように自分を鼓舞する方法を心理学的に解説すると、「自己宣言法」と言います。口に出して宣言することによって、体の内側と外側から言い聞かせることができます。
何かに書いたり、心の中で念じたりすることよりも、2倍の効果を発揮するのです。
また、周囲に宣言することも効果的面です。なぜなら言った手前、やらなければいけないと言う義務感と責任感が生まれるからです。
目標に少しでも近づかないと、恥ずかしい。そういう感情が生まれ、自分を強くする原動力となるのです。
なんとかなると楽観的でいれる
生きていれば、思い通りにならないことばかりです。
仕事のミスやプライベートで恋愛が上手くいかなかったり、中にはリストラや離婚を経験する人もいるでしょう。
悲しいことや苦しいことに直面すると、どん底まで落ち込んだり、将来が不安になったり、なかなか「絶望」を感じてしまう人も多いですね。
しかし、案外思ったよりも「なんとかなる」のが人生です。実は、成功者には楽観的な人がとても多いと言われています。楽観的とは、物事をよいほうに考えて、あれこれ心配しないことをいいます。つまりはポジティブ思考ですね。
幸せになりたいなら、まずは楽観的になってください。不思議なことに楽観は幸せを呼び込みます。
楽観的になっていると、心が明るい状態になるため、いつも笑顔で元気でいられます。
常に物事をよいほうに考えているので、自然とポジティブな言葉が出てきます。結果として、本当に幸せになっていくのです。
成功者は自分に降りかかった災難をポジティブに捉えようとします。楽観的に捉えることができれば、自然と何事もうまくいくことを理解しているのです。
楽観的になるのも、日頃の習慣が大事です。「なんだかうまくいかないな」とイライラを感じたら、視点を変えて見ることです。
たとえば、渋滞にハマったら外の景色を楽しんでみましょう。
周りに機嫌の悪い人がいたら、「何か嫌なことがあったのかも」とそっとしてあげましょう。
相手が待ち合わせに遅れるなら、イライラせずに、その間にできることをしておきましょう。何かを失くしてしまったら、今あるものに感謝をしましょう。
このように、良くない状況に陥ったときこそ、落ち込んだりイライラせずに、無理矢理にでもいいので、楽観的に物事をとらえてみましょう。
人生最高と毎日を楽しんでいれる
人生に特別な不満はないけれど、毎日同じことの繰り返しで刺激が足りない。
なんとなく毎日が過ぎていき、人生が退屈に思えてしまったり、なんだか最近うまくいっていないなと落ち込んでしまったりすることって、誰しもありますよね。
しかし、一度きりの人生です。そんなことを考えてるのは時間のムダなので、もっと楽しみましょう!
毎日を楽しむコツは目標を設定することです。目標は人を奮い立たせる原動力になります。
例えば
「海外旅行に行きたい」
「笑顔の絶えない家庭を築きたい」
「500円玉貯金をする」
といったとりとめのない目標で良いのです。目標を設定し、目標達成に向けて取り組むことで、一日一日が充実したものになります。
また、仕事もただ淡々と毎日こなすのではなく、自分なりの「やりがい」を設定しましょう。
「上司に喜んでもらおう」、「定時に帰ろう」など、モチベーションも上げる工夫をしましょう。
そして目標に向けて頑張っている自分を時折褒めて上げて下さい。自分を褒めてあげることで結果、自分に自信がついていきます。
【まとめ】気づいてしまった。人生を豊かにする人の特徴
助けてと言える
現状維持をきらう
やめると決断できる
ごめんと素直に言える
ありがとうと感謝できる
もう少しと自分を鼓舞できる
なんとかなると楽観的でいれる
人生最高と毎日を楽しんでいれる
時が過ぎるのはあっという間です。1日1日を大事に生きていきましょう。
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